クロコダイルレザーの種類について

クロコダイルレザーの種類について


前回の記事に引き続き、今回はクロコダイルレザーの種類について書きたいと思います。
中でも特に人気のある4種類についてまとめました。





1.ナイルクロコダイル


日本を始め、世界的にも人気の高いワニ革。
高級メゾンブランドも扱っており、お財布やバッグなどに使われることの多いワニ革です。


ワニのお腹部分は長方形の鱗が綺麗に並んでおり、脇腹部分はやや丸みを帯びた長方形になっています。


前述のようにヨーロッパの高級メゾンブランドからも人気があるため、希少価値が高くなかなか出回らない種類です。





2.シャムクロコダイル


ナイルクロコダイルと同じような長方形の鱗模様が特徴のワニ革。
鱗模様は後述するスモールクロコダイル(ポロサス)に似ていますが、シャムクロコダイルの方が少し大きいのが特徴。


革の特徴として、柔らかく他のワニの種類に比べて個体が大きいため、バッグなどの面積の大きい製品に用いられることも多々あります。


日本やタイ、ベトナムなどのアジア市場からヨーロッパまで、世界各地で人気があります。




3.ラージクロコダイル


鱗模様一つ一つの大きさが他の種類に比べて大きいのがラージクロコダイル。
※ワニ個体が大きいからラージクロコダイルと呼ぶわけではございません。


お腹部分の鱗は正方形、脇腹部分は丸い鱗模様となっています。


ラージクロコはワシントン条約の規制上、ニューギニアでの野生のワニの捕獲・取引が認められているため、
野生種の供給が行われいる数少ない種類のワニ皮です。


そのため他種に比べ供給量が少なく、希少価値が高いのも特徴。




4.スモールクロコダイル(ポロサス)


前述の3種類よりも高価とされ、HERMES(エルメス)などの世界的高級ブランドも使用するイリエワニ(スモールクロコダイル)。
学術名の"ポロサス"という名称も浸透しているほどクロコダイルレザーファンの中では認知度の高い皮革となっています。


上記のラージクロコダイルと同じ理由になりますが、ワニ個体が小さいためにスモールクロコダイルと呼ばれているわけではなく、鱗模様が小さいことからその名がつけられています。


他種に比べ鱗の配列が美しく、特にお腹部分の四角い"竹斑(たけふ)"と脇腹部分の丸い鱗"丸斑(まるふ)"の比率が絶妙で、
これらの理由からクロコダイルレザーファンから絶大な人気を誇っています。


スモールクロコダイルは世界での取引量が約70,000枚と言われています。


クロコダイルレザー全体の取引量が100万枚と言われているので、全体の約7%ほどの極わずかな取引量となります。


また、高級ブランドの買占めなどにより日本での流通量は大幅に減り、
より稀少性の高いモノとなっていますので価格の高騰が起きているという現状です。


これらの理由により、数少なく、かつクオリティの高いスモールクロコダイルの製品は
いわばオトナの贅沢なアイテムとされ
ステータスを格上げするのに一役買ってくれること間違いナシでしょう。





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